〜セラピストの勉強を始めるきっかけ〜
自分自身が子供の頃から長年「むくみ」症状を抱えていて、常々不快感・不調を感じていました。今でこそ注視されるようになってきましたが、25年位(?)前は医師に訴えても病気(例えば腎臓病など)でもなければ気に留めてもらえないのような状況でした。
10年位前には「甲状腺に問題(遺伝もあるらしい)があってもむくみが出ることがあるらしいから調べてみたら」と母に言われ、検査をしましたがそちらの病気はなく、その医院で処方された排尿を促進する薬を飲みましたが、特にむくみ症状の改善を感じることはできませんでした。
何かこの症状を改善する術はないものかと探っていくなかで、リンパマッサージというものを知り、後にむくみに必要なものはリンパドレナージュというものであることが分かりました。
しかし当時その施術をするところはなかなか見つからず、あっても費用が安いものではありませんでした。ならば自分で何か出来ることはないかと考えたり。。
そんなことを考えていたある日、たまたまテレビでやっていた脚のむくみを解消する方法の中に「膝の裏側を押す」という話があり、加減を知らずに多めにやれば良いだろうとやってしまった翌日に片側の脚がもう一方の脚の1.5倍程の太さになってしまいとても慌てた経験があります。その当時は家で過ごせる生活をしていたので受診することもなく安静にして丸一日位で症状も落ち着き大事には至りませんでしたがとても怖い思いをしました。本当にそのせいとは言い切れませんが他に考えられるようなことは何もしていませんでした。
この恐ろしい経験で「リンパの刺激は我流で過剰にやってはいけないんじゃないか」と考えるようになり、このこともリンパの勉強してみたいと思うきっかけの一つになりました。
そんなことを考えている内に、日本にもリンパドレナージュを教えるスクールがあることを知り、自分が施術できるようになりたいと思うようになり、スクールの門を叩くに至りました。
ただ直ぐにリンパドレナージュを学べる訳ではなく、その前に解剖生理学やスウェディッシュマッサージを学ぶ段階を踏む必要があったのでそこへ到達するまでにはまだまだ時間が掛かりました。
私が学んだスクールでは「自身の身体の声に耳を傾ける」ことが大切であることをクライアントの方にお伝えしています。
ご自身身体の声に耳を傾けることにより、体調の変化に早めの対応が出来ます。
日々のメンテナンスにより状態を長期化させずに、医療費も時間も無駄にしないようにできます。
この様な施術と情報の提案をしていければと考えています。