肩こりと温熱療法「あずき枕」
療法とまではいかなくても身体を温める=血液循環を始めとした体内の循環を促進させることもコリを緩和する方法として挙げられます。
温める方法としてはまず入浴が挙げられますが、ここでは日常昼間の間にも出来る方法を挙げたいと思います。
昼間仕事中に厳しい肩コリ首コリに悩まされた時に対処する方法はないものかとよく考えていました。
ホッカイロを使っていた時期もありましたが、どんどん溜まる使用済みホッカイロに疑問を感じるようになりました。
庭の土に混ぜても大丈夫というものを使うようにしていましたがその量にも不安を覚えるようになりました。
そんな時セラピストの勉強をしていた時に知り合った友人から「あずき枕」を頂きました。
友人はそれをその後に指導を受けていたカイロプラクティックの先生から教えていただいたそうです。その友人には別に韓国のお土産で中身がサクランボの種を入れたものもいただきました。その後知ったのですが元々はベルギーに「Kersepitje(ケルセピット)」というチェリーピローがあったようで、らんぼの種は中が空洞になっているので空気が閉じこめられていてそれが温まって保温力が出るそうで昔からヨーロッパではカイロや湯たんぽのように使われていたようです。
しかし私自身にはこの最初の「あずき枕」が一番しっくりきました。身体に当てた時のフィット感、重さ、使い勝手の良さ、そして温めた時の小豆の香りになんともホッコリ癒やされました。
またこの「あずき枕」は身近な材料で手軽に自分で作ることができるのも大きな利点です。
丁寧に作られる方は、中袋を作って小豆を入れ、別にカバーを作って洗濯出来るようにされるようです。しかし簡単に済ませたい私はいきなりタオルで手縫いで長方形の袋を作って完成です。家で自分だけで使っているのであまり神経質にならずに使用しています。レンジに掛けすぎて焦げてしまった時は袋も変色し焦げ臭くなるので即作り直しです。
作ったあずき枕はレンジで自分の好みに温めて使用します。使用レンジのワット数で温まり方は違いますので時間は調整してください。自宅のレンジは随分古い物だったので2分半位掛けていましたが、最近のタイプですとそこまでの必要はないようです。職場のレンジを使った時はあっという間に焦がしてしまいました。又初めての時は「煮えないのかな?」と思ったものですが水分を加えないので大丈夫です。このように考えるのは私だけではなかったので安心しました。