施術と施術者について
いくつかの代表的な施術について書きましたが、施術者の中には自分がメインとして習得した技術をベースとしながらも
新しい情報や別の技術にも目を向け、施術に役立つものであれば勉強に出掛け日々研鑽を積んでいる人もいます。
クライアントに向き合った時にはその習得した技術をいろいろ組み合わせて施術するので、一概に施術名はこれと言えないこともあると思います。
肝心なのはクライアントの症状を改善することですので、勉強を続け日々精進している施術者に巡り会えると良いと思います。
そんな施術者に出会えればクライアントの話に耳を傾け自分が持っている技術を駆使して施術してくれるでしょう。
またセルフケアの方法も提案してくれるでしょう。
それでも改善が見られなければ他の施術や医院への受診をアドバイスしてくれるでしょう。
良い施術者でもすべての症状を改善できるとは言えないからです。
代替補完療法では改善できない病院での治療が必要なものもあります。私が勉強したITECでは
「3ヶ月施術しても改善が見られない場合は他の機関を紹介する」という教えがあります。
施術者としてなんとかしたいという気持ちはあってもいつまでもクライアントを引き止めてはクライアントの為にはなりません。
一人の施術者がすべての症状を改善できる訳ではありません。施術を受けるに際には次のように考えていただけると良いと思います。
*病院での検査・治療が必要なもの。
*代替補完療法で改善が見られるもの。
*病院での治療と代替補完療法を合わせて受けることにより相乗効果を得て改善が順調になるもの。
自分に合った医師、治療法、施術家を見つけるのはなかなか難しいことですし、完治するということは難しいことだと思います。それでも良い施術者に出会うことが出来れば日々の暮らしや気持ちが何段階も良くなることと思います。