身体の声に耳を傾ける

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ボディトリートメントの勉強を始めた時によく言われたことは、身体の声に耳を傾けるということです。

自身でもそうですが、クライアントの方にも日々その様に心掛けていただき、

トリートメントでの変化や、日々の暮らしの中での変化などを教えていただきながら、

一緒にお身体の不調改善を目指すというものです。

 

今日はなんとなくいつもと違う。。。

どこが?  どの様に? いつもと違うことをしたかしら? 何か食べたかしら?

神経質になって気にし過ぎるのは逆に身体に良くないですが、

調子が良いなと感じる時と、なんとなく良くないと感じる時の状況の違いを知っておくのは

日々生活する中で参考になると思います。

又それは、年齢による身体の変化にも対応していくヒントになると思います。

 

身体の声を聞くということで思い出すことがあります。

随分若かった頃、祖父母と旅行にいった時のこと、古い旅館の階段を上がりながら、祖母は

「やっぱり木の階段の方が良いわ。コンクリートの階段は足(膝?)が痛くて。」と言っていたのです。

その時は20代前半で、脚の痛みや肩凝りの事などに全く考えが及ばない頃でしたので、

何故かその言葉は心に残ったものの、「おばあちゃんたら、相変わらず神経質なことを言うなぁ。」

くらいにしか思っていませんでした。

でも今はそれが「自分の身体が感じていることを言葉にしていた」という大事なことだったのだと理解できるようになりました。

不調を訴えている人の話を大袈裟ととらえずに耳を傾け、一緒に考えていくことが大切だと感じる原点になっているように思います。

 

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